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注文住宅の工法・構造
今回は、注文住宅の工法・構造について!
5つの工法・構造について特徴をご説明!
おうちを建てる際にどれだと自分達の要望を叶える事ができるのか
考えてみてくださいね♪
工法・構造って?
家の工法・構造とは家の躯体(骨組み)をつくる方法のことを指します。
日本従来の住宅工法である木造軸組(在来工法)、北米由来の2×4(ツーバイフォー)、鉄を使う鉄骨造、コンクリートを使うRC造、プレハブ工法など5つが代表的なものとなります。
現代では設計や仕様などで性能面にそれほど差はなくなってきています。
しかし、それぞれコストや得意分野、設計の自由度などで違いがあるため、工法・構造による特徴を知ることによって
自分達の住宅の要望を叶える事ができるかの判断材料にもつながります!
木造軸組工法の特徴
木造軸組工法は日本に伝わる伝統的な住宅工法で、「在来工法」とも呼ばれます。
こちらは木材の組み合わせで建物を支える住宅構造です。
まず、基礎に土台をのせて柱を立てます。そこに梁(はり)などの水平な材を渡して骨組みをつくります。
壁には筋交いという斜めの材を入れて補強します。
【特徴】
・柱の位置や長さを自由に設定できる!=デザインや間取りの自由度が高い
・筋交いの入った壁以外は窓やドアなど開口部を大きく自由に設けることができる!
・精緻に機械加工された木材や木材同士の接合に補強金物が採用されるようになり、品質、耐久性も年々高まっている!
・一般的な住宅工法であるため、手掛ける職人の数が多い。そのためプラン、コストとも幅広い。
2×4工法の特徴
「2×4(ツーバイフォー)工法」ってなんでそういわれているかご存じでしょうか。
断面サイズが2×4インチの角材を使うことから「2×4(ツーバイフォー)工法」といわれます。
または「木造枠組壁工法」ともいわれます。
床や壁、天井の「面」で建物を支える住宅工法のことです。
【特徴】
・地震の揺れや風の力を1カ所に集中させず、構造の安定度が高い
・木材の隙間が少なく、気密性や断熱性にも高い性能を発揮しやすい
・面で支える工法のため開口部の設計にやや制限が出ることで、将来のリフォームに制限が出ることもある
・柱の凹凸のないすっきりとした空間をつくりやすい
・輸入住宅を得意とする会社で採用されていることが多く一般的に使う材料や建て方がマニュアル化されており
施工会社による品質の差が小さい
鉄骨造の特徴
鉄骨造はその名の通り、柱や梁を鉄骨でつくる住宅構造のことを指します。鉄骨の種類により軽量鉄骨造と重量鉄骨造があり、特に重量鉄骨造は鉄骨の強度が高いです。
【特徴】
・木造に比べて柱の本数が少なくてすみ、筋交いも不要で、柱と梁の間隔を広くとれるため
大空間をつくることができる。
・柱と梁の間の間仕切り壁も自由に動かしやすいので、間取りの自由度が高い。
・建物の重量が大きいので基礎工事や地盤改良にコストがかかることが多い。
・一般的な住宅では軽量鉄骨造を採用することが多くなっている。
RC造の特徴
RCはReinforced Concrete(補強されたコンクリート)の略で、鉄筋コンクリートのことを指します。
壁式構造とラーメン構造という2種類があり、現場で鉄筋を組み、型枠をはめてコンクリートを流し込んで壁や柱をつくる住宅工法です。
【特徴】
・引っ張り力に強い鉄筋と、押しつぶされて圧縮する力に強いコンクリートが補い合うことで高い強度となり
耐用年数が長い
・鉄骨造と同じく、柱、梁をコンクリートでつくることで柱の本数が減り、大きな空間も実現しやすい
・型枠次第で様々な形がつくれる
・コンクリートでできていることで、耐火性・耐震性・耐久性に優れている
・工期が一般的に7~9カ月程度とほかの工法に比べて長く、建築コストも高め
プレハブ工法の特徴
Pre-fabricated(前もって部品などをつくる)から由来した言葉で、あらかじめ工場で生産された柱や壁、梁などの部材を建築現場で組み立てる工法のことを指します。
【特徴】
・品質管理がしやすく、ばらつきが出にくい
・現場での建築作業が軽減されるため、工期が比較的短い
・躯体の素材によって、プレハブ住宅は「鉄骨系」「木質系」「コンクリート系」の3タイプに分類される
・木質系よりは鉄骨系、コンクリート系のほうが広い空間をつくりやすいが、木造軸組に比べて間取りに
制約が加わることもあるので注意
いかがでしたでしょうか。
様々な工法・構造でおうちは作られています。
自分達にはどれがあっているのかな~と考えられているあなた
ぜひ一度おうちの買い方相談室高松店へお気軽にご相談ください♪
こういったお話もさせていただきながら
マイホームづくりのお手伝いをさせていただいております。
分からないことや不安なことはどんどんおっしゃってくださいね♪