blog
間接照明×間取り設計で失敗しない家づくりのコツ

マイホームづくりを始めると、間取りや設備、予算など考えることが山ほどあります。
その中で意外と後回しにされがちなのが「照明計画」です。特に、間接照明は住まいの雰囲気や快適性を大きく左右する重要な要素ですが、設計段階でしっかり考えておかないと「もっとこうしておけば良かった…」という後悔につながりやすいポイントです。
この記事では、これから家を建てようとしている方に向けて、間取り設計と間接照明をうまく組み合わせるための具体的なコツや事例を詳しくご紹介します。
1. 間接照明とは?その基本と特徴
間接照明とは、光源を直接見せず、壁や天井に反射させて柔らかな光を生み出す照明方法です。
ダウンライトやシーリングライトのような直接光と違い、目に優しく落ち着いた空間を演出できます。
主な特徴
-
光が柔らかく、影が少ない
-
空間に奥行きや広がりを感じさせる
-
インテリア性が高い
-
配置や設計に手間がかかる
2. 間取り設計の初期段階で間接照明を考えるべき理由
間接照明は後付けが難しいケースが多く、天井や壁の構造に関わります。
たとえば天井に光を仕込むコーブ照明や、壁のニッチ部分に設置するライトは、家が完成してからでは施工が困難です。
設計段階で考えるべき理由
-
電気配線が必要:位置と回路を事前に決める必要がある
-
空間との一体感:間取りと同時に計画すると統一感が出る
-
コストコントロール:予算内で効果的に配置できる
3. 間接照明を活かす場所別アイデア
リビング
-
天井のコーブ照明で天井を高く見せる
-
壁際のウォールウォッシャーでアートやテレビ背面を照らす
ダイニング
-
ペンダントライトと間接照明を組み合わせ、食事シーンを演出
寝室
-
ベッドヘッド上の間接照明でホテルライクな空間に
-
足元のフットライトで夜間の移動を安全に
玄関
-
下駄箱下や壁のくぼみに仕込むことで高級感アップ
4. 間接照明の失敗例と回避策
-
明るさ不足 → 照明器具の光束を確認し、必要に応じて直接照明と併用
-
光源が見えてしまう → 設置位置やカバーの高さを調整
-
コストオーバー → 優先度の高い場所から配置
5. 予算内でおしゃれに間接照明を取り入れる方法
-
必要な場所だけに絞る
-
LEDテープライトを活用
-
照明メーカーのカタログを比較検討
6. 家づくり全体の流れの中での照明計画の位置付け
照明計画は間取り決定後すぐに着手するのが理想です。
契約前のモデルハウス見学の際に「照明の配置」に注目しておくと、後々の参考になります。
まとめ
間接照明は、住まいの印象や暮らし心地を大きく変える力を持っています。
設計段階から計画に組み込み、間取りと照明が一体化した空間を作ることで、完成後に「やってよかった!」と思える家づくりが実現します。
おうちの買い方相談室 高松店では、間接照明を含む照明計画や間取り設計のご相談を無料で承っています。
初めての家づくりで「何から始めればいいかわからない」という方も、経験豊富なアドバイザーが丁寧にサポートします。