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ヒートショックから家族を守る!断熱性の高い注文住宅の選び方

「家を建てたいけれど、何から考えればいいのかわからない」──そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。特に注文住宅を検討している場合、デザインや間取りに目がいきがちですが、実はもっと大切に考えてほしいポイントがあります。それが「健康」と「断熱性」です。
冬場になるとニュースでも耳にする「ヒートショック」。これは急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす恐れがある現象です。特に日本の住宅は断熱性が十分でない場合が多く、浴室や脱衣所での事故が少なくありません。
本記事では、ヒートショックから家族を守るために、注文住宅で取り入れるべき断熱性能や設計の工夫について詳しく解説します。健康を守りながら、快適に暮らせる家づくりを一緒に考えていきましょう。
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、温度差による血圧の急激な変動によって、心臓や血管に大きな負担がかかる現象を指します。
主な発生場所
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冬の寒い脱衣所から温かい浴室に入るとき
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暖房の効いたリビングから廊下やトイレに移動するとき
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寝室の寒さで夜間に起きたとき
被害の深刻さ
厚生労働省のデータによると、ヒートショックによる死亡者数は年間で交通事故死を上回るともいわれています。特に高齢者だけでなく、働き盛りの世代でも油断は禁物です。
なぜ注文住宅で断熱性が重要なのか
日本の多くの住宅は欧米に比べて断熱性が低いといわれています。その理由は、かつて「夏の暑さをしのぐこと」を優先して設計されてきたからです。
しかし、現代の暮らしでは冷暖房を使うのが前提となり、断熱性の低さは大きなデメリットになります。特に冬場は暖房をしても部屋ごとの温度差が大きく、ヒートショックの危険を高めます。
注文住宅ならば、設計の段階から断熱性能を高める工夫を取り入れることが可能です。
注文住宅で取り入れたい断熱の工夫
1. 高性能断熱材の採用
壁・天井・床に十分な厚みと性能を持つ断熱材を使用することで、外気の影響を最小限に抑えられます。吹付け断熱や高性能グラスウール、セルロースファイバーなどが代表的です。
2. 高断熱サッシと窓ガラス
窓は熱の出入りが最も多い場所。樹脂サッシや複層ガラス、Low-Eガラスを採用することで、結露防止や断熱性向上に直結します。
3. 気密性の確保
断熱性能を十分に発揮させるためには、家全体の気密性を高めることが重要です。隙間風を防ぎ、冷暖房の効率も向上します。
4. 床暖房や全館空調
家全体を均一な温度に保つ仕組みを導入することで、部屋ごとの温度差を解消。ヒートショック予防に効果的です。
5. 間取りの工夫
脱衣所や浴室をリビングに近い位置に配置するなど、温度差を小さくする動線づくりも有効です。
健康に直結する「断熱性」と「結露防止」
断熱性が低いと、窓や壁に結露が発生しやすくなります。結露はカビやダニの発生源となり、アレルギーや喘息の原因になることも。
つまり「断熱性を高めること」は、ヒートショックだけでなく、結露による健康被害からも家族を守ることにつながるのです。
注文住宅で実現する「健康住宅」
断熱性に優れた注文住宅は、以下のメリットをもたらします。
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一年中快適な室温を保てる
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光熱費が抑えられる
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家族の健康リスクを減らせる
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建物の寿命が延びる
単なる「住む場所」ではなく、家族が安心して長く暮らせる「健康住宅」を実現できるのが注文住宅の魅力です。
家づくりを始めるあなたへ
これから家を建てようと考えている方にとって、最初の一歩は「正しい知識を持つこと」です。断熱性やヒートショック対策は見た目ではわかりにくいため、プロに相談しながら計画を進めることが大切です。
「おうちの買い方相談室 高松店」では、住宅会社選びや資金計画だけでなく、健康を守るための家づくりに関するご相談も承っています。専門知識を持つスタッフが、あなたにぴったりのプランをご提案します。
まとめ
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ヒートショックは家の温度差が大きな原因
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注文住宅なら設計段階で断熱性を高められる
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高断熱・高気密の家は健康・快適・省エネを実現
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家族の健康を守るために「断熱性」と「結露防止」は必須
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