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和室を取り入れる?それとも洋室?ライフスタイルに合わせた間取りの工夫

これから家を建てよう、あるいは購入しようと考えているとき、多くの方が悩むのが「間取り」。その中でも大きなポイントとなるのが「和室を設けるか、それとも洋室だけにするか」という選択です。
かつては日本の住宅に欠かせなかった和室ですが、近年では減少傾向にあります。2025年現在も新築住宅に和室を設ける割合は年々少なくなり、洋室中心の間取りが主流になっています。その一方で「小さな畳コーナーを作りたい」「来客時や将来のために和室を残しておきたい」と考える人も少なくありません。
では実際に、和室と洋室それぞれにどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。今回は、これから家を買う方に向けて「和室を取り入れるかどうか」を判断するためのポイントと、暮らしに合わせた間取りの工夫について詳しく解説します。
1. なぜ和室は減っているのか?
和室が新築住宅から姿を消しつつある背景には、いくつかの理由があります。
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生活スタイルの変化
家具を置いて生活する洋風スタイルが一般的になり、畳に座る習慣が減少しました。 -
メンテナンスの手間
畳は定期的な表替えやダニ・湿気対策が必要。フローリングに比べて維持が大変。 -
スペース効率
押入れや床の間などを設けると、その分の面積を取られ、リビングや洋室を広くできなくなる。 -
コスト
畳や襖など、和室仕様にすると建築費用が上がる傾向にある。
これらの理由から「和室は必要ない」と考える人が増えているのです。
2. それでも和室が選ばれる理由
一方で、完全に和室がなくなったわけではありません。一定のニーズは根強く存在しています。
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ゲストルームになる
親や親戚が泊まりに来たとき、布団を敷いて寝てもらえる。 -
子どもの遊び場に便利
畳はやわらかく転んでも安心。小さな子どものお昼寝にも最適。 -
将来の寝室にできる
高齢になってから階段の上り下りが負担になったとき、1階の和室が寝室に変えられる。 -
和の落ち着きが得られる
畳の香りや柔らかさは独特の安心感を与えてくれる。
つまり「和室は必ずしも不要ではないが、生活スタイルによって活かし方が変わる」ということです。
3. 洋室のみで暮らすメリット
和室をなくし、洋室だけにした場合のメリットも整理してみましょう。
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掃除や手入れがラク
フローリングは日常の掃除がしやすく、畳のような張替えも不要。 -
家具配置が自由
ベッドやソファなど洋風家具と相性が良く、模様替えもしやすい。 -
コスト削減
畳や襖を作らない分、建築費を抑えられる。 -
スペースを有効活用できる
押入れよりもクローゼット収納にした方が効率が良い。
このように「現代の暮らし方に合っている」のが洋室のみの間取りです。
4. 和室を取り入れる場合の工夫
もし和室を取り入れるなら、現代の暮らしにフィットする工夫が必要です。
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小上がりの畳コーナーにする
リビングの一角に2〜3帖の畳スペースを作り、床下収納も確保。 -
引き戸で仕切れるようにする
普段は開放してリビングの一部として使い、来客時には独立空間にできる。 -
モダンなデザインを採用
琉球畳やフラットな畳を使い、洋風インテリアとも調和させる。 -
収納を兼ね備える
畳下収納や吊り押入れを取り入れて実用性を高める。
5. 和室をなくす場合の工夫
逆に、和室を完全になくす場合にも暮らしやすさを高める工夫ができます。
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リビングを広く確保
家族が集まる空間をより開放的に。 -
洋室をフレキシブルに使う
仕切りや家具の配置でゲストルームや子ども部屋に変えられるようにする。 -
クローゼット収納を充実させる
押入れがない分、ウォークインクローゼットや壁面収納をしっかり確保。
6. ライフスタイル別・おすすめの間取り選択
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小さなお子さまがいる家庭
→ 畳コーナーがあると便利。遊び場や昼寝スペースに。 -
来客が多い家庭
→ 簡易的に泊まれる和室があると安心。 -
共働きで忙しい家庭
→ 洋室中心にして掃除・メンテナンスを簡単に。 -
老後を見据えたい家庭
→ 1階に和室を設けて将来の寝室候補に。
7. 和室か洋室か、決めるためのチェックリスト
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来客用のスペースが必要か
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小さな子どもの遊び場や昼寝場所が必要か
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老後の生活を見据えているか
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メンテナンスに手間をかけられるか
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家の広さや予算に余裕があるか
これらに「はい」が多ければ和室を取り入れる価値があるでしょう。逆に「いいえ」が多ければ洋室のみで十分です。
まとめ
2025年の住宅事情では、和室の数は確かに減少しています。しかし「和室は不要」と一概に言い切れるものではありません。大切なのは、自分たちのライフスタイルに合わせて選び、間取りを工夫することです。
和室を取り入れれば柔軟に使える多目的空間になりますし、洋室だけにすれば掃除も管理もラクになります。どちらを選ぶかは、あなたの暮らし方や将来設計によって決めるべきです。
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